9月下旬～11月上旬は長野県産のりんごの時期。なかなかに個性豊かなりんごが多いのですが、その中で長野県が特に力を入れている品種が3つあるんですよね。産地ではその三品種を「りんご三兄弟」と呼んで、強力にプッシュしているのですが、現在当店にはその三品種がそろっておりますのでご紹介致します。

【秋映（あきばえ）】

りんご三兄弟の「長男」。「千秋」×「つがる」の交配品種で、黒みがかった濃赤色のりんご。9月下旬ごろから出回ります。果肉は緻密で硬く、強い甘みとやや強めの酸味があり、シャープでエッジの利いた味わいのりんごです。

【シナノスイート】

りんご三兄弟の「次男」。「ふじ」×「つがる」の交配品種で、艶やかな赤色のりんご。出回り期は10月上旬ごろから。甘みが強く酸味少なめで果汁も多く、さっくりとした歯触りが特徴の万人受けするりんごです。

【シナノゴールド】

りんご三兄弟の「三男」。「ゴールデンデリシャス」×「千秋」の交配品種で、黄色系のりんご。出回り期は10月中旬ごろから。程よい硬さでざっくりとした歯触り、またジューシーで甘みと酸味のバランスが良くさわやかな味わいが特徴のりんごです。

この三品種、出回り時期がそれぞれ10日～2週間くらいずつずれているため、すべてが同時に出そろうのはそれほど長い期間ではありません。ですので、気になった方、この「りんご三兄弟」が出そろっているうちにぜひ味比べしてみて下さいね。