甲州百匁柿渋抜き経過報告

11月10日(金)に焼酎を打ってから1週間目の17日(金)、状態を確認するために箱を開けて確認してみました。そうしたら…個体によって追熟の度合いが様々でした。
うーん、最初に色味をそろえたのに…熟す早さってそれでも個体によって違うんですかね?

それでも、いい具合になってるものもあったので、選別して順次販売していきます。
まずはこんな感じのもの。

とろとろのゼリー状に熟した、いわゆる「熟柿(じゅくし)」状態の品物。皮を器代わりにしてスプーンですくって食べる用です。
これはこれでなかなか美味しい!好きな人にはもうたまらん!!ってやつです(笑) ただし持ち運びには気を付けて。何かにぶつけたり転がしたりするとジャムになります…

こちらは色づき・硬さが程よくなった状態のもの。渋は抜けてるしガチガチではないので食べいいです。このタイミングで商品として出せたらいいですね。

残った数個は若干色が乗りが浅く、まだ少し硬い状態でした。まだ完全に抜けきってはいないようです。ですが、あと1~2日でいい具合になると思いますので、状態を見ながら出していこうと思います。

ということで、個体差が大きく一斉にちょうどよくはならないのが難しいところですが、仕上がったものから順次店頭に並べていきますので、お好きな方ぜひお試しくださいませ。

-追記-

実は焼酎を打ってから5日後にどんな具合になってるか様子を確認し、試しに1個試食してみました。

まだ少し硬めで果肉の色も浅いですね。でももしかしたらいけるかも…そう思い一口食べてみました。
結果は…

「・・・渋っ!!!」

渋柿本来の強烈な渋ではなかったものの(そこは5日間渋抜きした結果?)、口にじわりと残る渋があってまだ出せないなといった感じでした。
焼酎抜きの場合の渋が抜けるまでの必要日数は、焼酎のアルコール度数と密閉して保管している場所の温度環境が大きく関係するのですが、今回アルコール度数35度の焼酎+室温約14~16度(店内:フルオープンの路面店です)だと1週間(7日)前後かかることが分かりました。これよりアルコール度数が高い、または保管環境の温度が高いと脱渋が早まるので、ご自身で渋抜きされる方は目安としてみて下さい。

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